このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
新たなカフェの活用方法を見出し、人が集い繋がる場にしたい。
地域に愛される自家焙煎珈琲を作るカフェ。地域に愛されるカフェとなるため、イベントを実施してコミュニティ形成の場機能を持つカフェを目指します。
このプロジェクトについて
■特徴1:地域のひとと安心安全なものを通してつながりたい
エスペラント語で「青い空」という意味を持つ、カフェ ブルーア シエーロ。カフェの運営をしている山崎清三商店は、釜石で事務機・文具、業務用洗剤等の卸を営んでいる会社です。2011年の東日本大震災で、事務所・倉庫は流出してしまいましたが、3ヶ月後に市内の別の場所で事業を再開し、震災6年後に第二創業としてカフェをオープンしました。
カフェ店主の山崎鮎子さんの義母(当時の社長、弘子さん)は、東日本大震災を機に、人とコミュニケーションをとるような仕事がしたい、素材にこだわったパンを通してひととつながりを持ちたい、そんな想いから鮎子さんと二人でカフェをオープンすることを決心しました。しかし、弘子さんはカフェのオープンを目前に控え、亡くなってしまいました。それから1年半後の2017年5月、鮎子さんは弘子さんの想いを継いで、ブルーア シエーロをオープンしました。地域のひとと安心安全なものを通して繋がりたいという思いから、カフェで使用する素材はできるだけ地域のものを使用し、遠くの国から輸入されるコーヒーの安全にもこだわりました。
■特徴2:安心安全なコーヒーをより多くの人に提供したい
「自分たちの手に届いてからは最大限、安心安全なものにしたい」という想いから、カフェでは、焙煎前の豆を水洗いし、汚れや埃を取り除いています。もちろん付着した汚れを取る効果もありますが、後味も雑味がない味わいになるのです。豆の選定、欠点豆のハンドピックや鮮度管理など、安心安全な珈琲の提供のための「ひと手間」にこだわります。
ひと手間かけた安心安全なコーヒーで、ホッと一息つく、至福のひと時を届けるため、コーヒー豆をブランド化して、カフェ以外でも多くの人に飲んでもらうことを考案しました。2018年8月、地域の人に飲んでもらう機会を増やし、多くの人に愛されるコーヒーになることを目指して「鐡珈琲(KUROGANE COFFEE)」として、ブランド化しました。「鐡」は鉄の旧字体です。近代製鉄発祥の地・釜石で誕生したコーヒーとして、広くみなさまに知っていただけるようにという思いをこめて命名しました。現在はカフェでの提供に加え、イベント出店や、カフェでの企画イベントを行っています。
■特徴3:カフェを、人が集い繋がる場にしたい
鮎子さんは、このカフェを、地域に愛されたコーヒーを提供するだけでなく、地域に愛された場所にしたいと考えています。そこで、カフェ以外の活用も考え、これまでヨガイベントや岩手の名産・南部鉄器に関する勉強会などを開催してきました。
また、産後のお母さんをサポートするドゥーラという専門家を招き、お母さんたちが育児に関する情報交換をしながらリフレッシュをし、つながりづくりの場となるドゥーラカフェを毎月開催しています。地域で暮らすお母さんたちが集う場を目指し、カフェオープン時より継続しています。
今回のインターンでは、このようにカフェを新たなつながりやコミュニティを作る場づくりとしての機能を強化する活動を行います。カフェやまちなかでの地域の人たちとの交流を通して、この町にとって、カフェをどういう場にしていきたいか、どういうコミュニティ形成ができるかを企業担当者と一緒に考え、そのためのイベント企画・広報・運営を行ってもらいます。
地域に密着するカフェから、新たなコミュニティが場づくりをしていく。新たなカフェの機能を作る仲間を募集します。
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
地域,食・ライフスタイル |
職種 | 企画・商品開発,新規事業 |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
【STEP1】 |
期待する成果 |
・カフェでの、新たなイベントの企画と実施 |
得られる経験 |
・地域住民、食材生産者、カフェスタッフの想いを知り、地域活性に携わる経験 |
対象と なる人 |
・ワクワクしながら新しい企画を考え、責任を持ってやり切れる人 |
活動条件 |
【期間】 |
活動場所 |
café blua cielo内 |
事前課題 | あり(詳細は面談時に説明します) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
昭和35年
- 代表者名
山崎幹雄
- 従業員数
4名
- 資本金
-
- 売上高
-
- W E B
-
- 住所
岩手県釜石市上中島町4丁目4-17
地域の味になりたい。
◼︎カフェ ブルーア シエーロについて
どことでも誰とでも繋がっている「青い空」を意味する「ブルーア シエーロ」。
メニューは、週替わりランチや天然酵母パン、自家焙煎珈琲やスイーツをご用意しており、ランチタイムは地域のひとで賑わいます。「地域のひとと安心・安全なものを通してつながりたい」という思いから、食材にこだわり、できるだけ岩手県の食材を使っています。運営会社の山崎清三商店は、事務機・文具・業務用洗剤の卸売をしている会社です。東日本大震災をきっかけにカフェ店長のお義母さん(当時社長)は、「人ともっとつながれる仕事がしたい、パンを焼きたい」との思いのもと、カフェを第二創業として開業することを決心しました。ですが、オープン直前にお義母さんは亡くなってしまい、店長が想いを引き継いで2017年5月にオープンしました。
◼︎鐡珈琲について
カフェ ブルーア シエーロで自家焙煎珈琲として取り扱っていた、安全安心にこだわったコーヒーを、「より多くのひとに飲んでいただき、至福のひと時をすごしてほしい。コーヒーで地域を盛り上げたい。」という思いから「鐡珈琲」という名前をつけて2018年8月にブランド化しました。
コーヒーの原材料である、珈琲豆の生産地は海外です。海の向こうで育てられたコーヒーが生成される過程、運ばれる過程、全てをわたしたちの目で見ることはできません。せめて「わたしたちの手に届いたところから」は、手間がかかっても安心して飲めるものにしたい、という想いを「安全安心」に込めています。「安全安心」の取り組みとして、特徴的なのは生豆の水洗い。お米を研ぐように、優しく表面に付着した汚れを落とします。水洗いは汚れを落とすだけでなく、味わいにも大きく影響します。水洗いをすることにより、雑味が少なくなり、コーヒーの味わいがクリーンになります。
そんな安全安心にこだわった珈琲が、地域に愛される「地域の味」になるために、3つの取り組みを行っています。
1つ目は、地域の人に飲んでもらう機会をつくること。カフェでの提供以外に、イベント出店などを行っています。
2つ目は、地域のものとコラボレーションすること。味からダイレクトに、地域を感じてもらいたい。現在は岩手が誇る南部鉄器で沸かしたお湯でコーヒーを抽出したり、地域の農作物をブレンドしたコーヒーを考案中です。
今回のプロジェクトは、この地域のものとのコラボレーションにあたります。スイーツとのマリアージュは、コーヒーのおいしさをより引き出します。地域のものを使い、鐡珈琲にぴったりのスイーツで地域の味を作っていただきます!
3つ目は、地域を盛り上げること。いよいよ今年はラグビーW杯が開催されます。海外からも多くの人が訪れるこの機会に、世界共通の飲み物のコーヒーが釜石のことを伝える共通言語になるといいなと思っています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
岩手県山田町出身、釜石市在住。釜石の高校に通う。これが釜石との縁のはじまり。卒業後、音楽大学へ進学のため、上京。音楽事務所に就職。挙式・婚礼担当として、プロデュースから営業、そして演奏まで様々な経験をさせてもらう。結婚を機に岩手に戻り、釜石の人となる。戻ってからは県内沿岸地域の中学校で音楽の先生として8年間勤務。出産後、義実家の家業を継ぐ。2017年5月”cafe blua cielo”をオープン。2018年8月”鐡珈琲”をリリース。