最大2週間限定で漁師になる!過疎が進む漁師町の再活性プロジェクト
東日本大震災以降、若者の減少が著しい大船渡市越喜来(おきらい)地区。家業の漁師をしながら六次化や地域に活気を取り戻す挑戦をしている中野さんとともに、漁師の仕事と活動交流拠点整備を実践してみませんか?
このプロジェクトについて
■特徴1:随時エントリーOK、最大2週間住み込み型の短期・実習型インターンシッププログラム
本プログラムは随時エントリーを受け付けています。参加日程詳細は相談の上決定しますが、5日間〜最大2週間、現地滞在可能であればエントリー可能です!
「地域に飛び込んでみたいけどあまり長い期間は参加できない・・・」
「せっかくなら現場でめいっぱい活動してみたい!」
という方は、まずはお気軽にご相談ください!
■特徴2:若手漁師が挑む、水産業と地域の課題
中野えびす丸船長の中野さんは現在38歳。50代でも若手と言われる業界の中、30歳から本格的に漁師の仕事を始めました。
中野さんが漁業を営む大船渡市越喜来(おきらい)地区は、三陸でも有数のホタテとワカメの産地です。豊かな海で育まれた海産物は大変おいしく、岩手・大船渡を支える重要な産業の一つです。一方で、地域には若者が少なく、漁師の担い手や後継者不足は喫緊の課題です。中野さんは多くの若者に漁師の仕事を知ってもらう機会として漁業体験の受け入れをしたり、新たな「海業」の開発に向けて地域おこし協力隊の募集も行なっています。
(参考リンク)漁業体験プラン(じゃらん)、大船渡市地域おこし協力隊(大船渡市HP)
また、東日本大震災前は北里大学三陸キャンパスがありましたが、震災によりキャンパスが撤退し、約600名の学生が越喜来からいなくなりました。若者が地域を訪れる機会がなくなり、学生向けに作られたアパートの多くが使われずに残っていることも地域課題の一つです。そこで、中野えびす丸が所有するアパートの1棟をリメイクし、漁業体験やフィールドワークで訪れる若者が活動・交流する拠点にしていきたいと考えています。若い人たちが滞在や交流を楽しめる空間にしたいので、インターン生の皆さんにどんどんアイデアを出してもらいながら、一緒にリメイクを実施しましょう!
■特徴3:漁師の仕事と活動交流拠点整備を実践!
インターン生には、以下の内容をメインに活動してもらいます。
・活動交流拠点「なかの荘」の整備(部屋のリメイク作業、清掃など)
・漁師業務補助(水揚げや道具のメンテナンス、出荷作業など)
活動内容やスケジュールは、天候やホタテの成育状況、出荷状況等に応じて変わりますので、整備作業と漁師業務のどちらもやってみたい方大歓迎です!
自然と共に仕事をする面白さも大変さもリアルに感じながら、ゲームチェンジャーとなるべく奮闘する中野さんとともに漁師町を盛り上げてみませんか?
募集要項
募集対象 |
大学生、高校生、社会人 |
---|---|
期間 | 短期(5日間〜2週間) |
テーマ |
農林水産・6次産業、建築・住・リノベーション |
職種 | 職人・ものづくり、デザイン |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
未経験OK!最高級ホタテ・ワカメの養殖作業と活動交流拠点整備を実践 |
期待する成果 |
・活動交流拠点「なかの荘」の一部屋をリメイク完成 |
得られる経験 |
・過疎が進む漁師町に飛び込み、魅力と課題を肌で実感する経験 |
対象と なる人 |
・漁師の仕事に挑戦してみたい人(未経験者大歓迎!) |
活動条件 |
本プログラムは<現地滞在型>です |
活動場所 |
大船渡市越喜来崎浜(さきはま)地域 |
事前課題 | 有り(詳細はエントリー時に説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
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- 代表者名
中野圭
- 従業員数
3名
- 資本金
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- 売上高
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- W E B
https://note.com/nakanoebisumaru
- 住所
岩手県大船渡市三陸町越喜来字明神道19-4
小さな漁師町の若手漁師がこれからの水産業を模索する
中野家は代々漁師家系で、現船長の中野さんは16代目になります。
岩手県大船渡市の越喜来(おきらい)という町にある崎浜漁港で、主にホタテの養殖をしており、ホヤ、ワカメの養殖も行いながら、季節によってはウニやアワビなども取り扱っています。
中野家でホタテの養殖を始めたのは、今から50年ほど前。越喜来でホタテの養殖はもともとはやられていませんでした。当時は漁業の多くが出稼ぎの仕事で、船乗りとして日本各地、世界各地へ遠出しながら生計を立てていました。そのため、漁業の時期になると働き盛りの若者たちがいなくなり、町が過疎化のような状況になっていました。
そこで中野さんの父親は自身が漁業を始めるにあたって「地元に定着しながら安定した収入をつくれる産業を」と想い、ホタテの養殖を別の産地から学び、越喜来に技術を持ち帰って、ホタテの養殖を始めました。
中野さんは2016年から漁業を始め、2020年から父親から代替わりし、船長に。現在は中野さんとご両親、若手漁師仲間と共に漁業を行っています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
1986年、岩手県大船渡市越喜来生まれ。
早稲田大学商学部卒業後、学生時代の仲間と起業。
その後、東日本大震災を契機にUターン。
2012年、NPO法人いわて連携復興センターにて活動。
現在は、大船渡市の越喜来という町にある崎浜漁港で、主にホタテの養殖をおこなう。その他に、ホヤ、ワカメなども取り扱う。