このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
ラグビーを通してチームと地域を繋ぎ、釜石を盛り上げたい
鉄と魚とラグビーのまち・釜石の、ラグビーの歴史を築いた釜石シーウェイブスRWC。ラグビーを通して、地域の発展に取り組むチームの挑戦を共に取り組む仲間を募集します。
このプロジェクトについて
■特徴1:ラグビーのまちに誇る地元密着型ラグビーチーム
岩手県釜石市は、鉄と魚とラグビーのまちと呼ばれるまちです。近代製鉄発祥の地として、江戸時代から鉄産業が盛えてきました。1959年、当時の富士製鐵(現在の日本製鉄)は釜石に製鉄所を構えていましたが、実業団チームとして「富士鉄ラグビー部」が発足。その後、新日本製鉄と社名が変更となり、1979年~85年の日本選手権7連覇、タイトルも歴代最多26回獲得するなど、「北の鉄人」として岩手に留まらず全国各地に、釜石の名を響かせました。
2001年、地域密着型のクラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」として再出発したチーム。東日本大震災に際して、発災直後からチームとしての活動を休止しボランティア活動を行うなど、選手たちが率先して釜石の復興支援活動に取り組んできました。力強く活動する選手たちの姿がまちの人々へ元気を与え、まちにとってのラグビーの力を再認識するきっかけとなりました。かつての栄光は復興のひとつの象徴的なシーンとして蘇り、再び釜石をラグビーのまちとして盛り上げたい、という強い想いが、ラグビーワールドカップの誘致へと繋がりました。
■特徴2:ワールドカップのレガシーを、まちに、そして未来へ。
ワールドカップの誘致に成功した釜石には、新たに復興のシンボルとして鵜住居復興スタジアムが建設されました。そして2019年9月25日。「震災からの大きな羽ばたきや新たな船出」をイメージして建設されたメインスタンドを持つこのスタジアムで、ウルグアイVSフィジー戦が行われ、仮設スタンドも埋め尽くす14,000人もの人が応援にやって来ました。開催予定だった2試合のうち、もう1試合は台風19号の為開催中止。台風被害に伴うボランティア活動には、シーウェイブスの選手はもちろん、試合予定だったカナダの選手も参加をしました。
「ラグビーが盛り上がることで、まちも盛り上がる。自分たちの活動を地域の貢献に繋げていきたい」と、チームを率いるゼネラルマネージャーの桜庭さんは話します。ワールドカップを通して生まれたラグビー熱の高まりと共に、地域に根付くチームとして、この盛り上がりを釜石の発展へ繋いでいきたいという想いはさらに強く、大きくなっていきます。
■特徴3:ラグビーと地域をつなぐチームの在り方を探る
今回のインターンでは、この地域に根付いたラグビーチームで、地域のラグビー文化を改めて見つめ直し、発展に繋げるプロジェクトを実施します。ワールドカップを経た釜石の人々のラグビーへの意識を、アンケートを通して可視化をします。ラグビーに対する意識の現状を把握し、さらに少人数での対話型ヒアリングを企画・運営します。対話をする中で、チームと地域の人々の想いが行き交い、相互に熱量をあげられるのではないか、また、新たなラグビーとの掛け合わせが生まれるのではないか、と考えられます。アンケート調査で見えてきた地域の人々へのアプローチ方法を、この対話型ヒアリングで「◯◯×ラグビー」という形でテーマを絞り、対話を深めます。ラグビーを身近に感じ、そして地域の魅力を互いに再認識することを狙いにしています。
釜石をリードする地元ラグビーチームの新たな挑戦。この基盤を共に作る仲間を募集します。
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
まちづくり,アート・スポーツ |
職種 | 企画・商品開発,リサーチ・コンサルティング |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
・釜石市内のラグビーに関わる認知度調査のアンケートを実施し、対話形式でのヒアリング調査(イベント)を企画・運営をする。 |
期待する成果 |
・アンケート100件回収 |
得られる経験 |
・地元密着のラグビーチームで、スポーツを通してまちを盛り上げるきっかけを作る経験 |
対象と なる人 |
・自ら仮説検証を繰り返し、目標達成に向けて主体的に行動できる人 |
活動条件 |
【活動期間】 |
活動場所 |
釜石シーウェイブスRFC事務所(岩手県釜石市鈴子町22)他 |
事前課題 | 有り(詳細はエントリー時に説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
2001年
- 代表者名
小泉嘉明
- 従業員数
13名
- 資本金
-
- 売上高
-
- W E B
http://www.kamaishi-seawaves.com/index.shtml
- 住所
岩手県釜石市鈴子町22
北の鉄人の誇りを胸に、地域を背負うラグビーチーム
7年連続日本一を達成した新日鉄釜石ラグビー部である「北の鉄人」たちの誇りを受け継ぎ、ラグビーに寄せる熱き思いを秘めたラガー達は 21世紀の幕開けと共に釜石シーウェイブスRFCという新しいクラブチームとして 2001年4月25日に設立し、スタートしたチームです。
釜石シーウェイブスRFCは、ラグビー競技において常にトップレベルを目指す一方で 釜石、岩手、そして東北のスポーツ振興と普及に貢献し、地域に根付いたクラブ作り を目標としております。
企業の所有から地域と共生へ単独社会人チームから誰もが参加できるクラブチーム に生まれ変わった今、クラブは皆さんひとり一人の物心にわたる応援・支援に 支えられています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
秋田県生まれ。秋田県立秋田工業高校卒、1985年新日鉄㈱釜石製鉄所入社。
1999年法政大学通信教育部文学部地理学科卒、1986年~1999年ラグビー日本代表。
ラグビーワールドカップ2019日本大会アンバサダー、釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネジャー(現職)