このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
支援者のニーズに応じた寄付の仕組み作りに挑戦する!
桜ライン311は岩手県陸前高田市内の津波到達地点に桜を植樹することで、東日本大震災の教訓を後世に残し、伝えていく活動をしています。これまで支援いただいた60〜70代の支援者の方々から問い合わせが増えている、遺贈寄付の仕組み作りに取り組みます。
このプロジェクトについて
■特徴1:被災地から”今”と”未来”をつなぐ
東日本大震災後の地質調査によって、約1100年前にも同規模の津波が三陸沿岸を飲み込んでいたことがわかりました。それを震災発生時に町の人たちが知っていたら、”今”にしっかりと伝わっていたら、そう思うと一層悔しさが募ります。
悔しい思いと、地元住民の復興への想いを受けて、桜ライン311は陸前高田市内の約170kmに及ぶ、東日本大震災の津波到達地点に桜を植える活動を始めました。春と秋には毎年植樹会を開催し、全国から200名を超えるボランティアが駆けつけます。また、地元の未来を担う若者たち(中高生)にも植樹に参加してもらい、防災・減災への意識を高める機会を地域教育の一環として行い、桜に込めた想いを”未来”へ伝え続けています。
■特徴2:活動を持続させていくため、新たな寄付の形を支援者に提供する
桜ライン311の活動は多くの支援者に支えられています。桜を植えるための土地提供者や植樹・管理ボランティア、寄付者など。寄付者の中には全国的に有名な企業や学校などの団体もあれば、千円ずつの寄付を毎月続けてくれる個人の方々もいます。桜ライン311では金額の大小ではなく、「寄付」という行為を大事に捉えています。様々な理由で陸前高田市に来ることが困難な方でも寄付を通じて、想いを共有することができると考えているからです。震災から9年が経ちますが、未だに植樹会には多くのボランティアに集まってもらえる一方で、寄付は減少傾向にあります。
現在の寄付者の年齢層は60〜70代が多く、最近では寄付者の方々から「遺贈寄付」についての問い合わせが増えてきました。そこで、インターン生には遺贈寄付を受け付けるための仕組み作りと寄付者への提案に取り組んでもらいます。
■特徴3:Uターン者の視点から地域の復興を目指す
桜ライン311の代表理事を務める岡本さんは、東日本大震災発生時は東京で働いていましたが、3月14日には地元の陸前高田市に戻り、緊急支援に奔走しました。
「土地勘があり、外に出ていた自分だからこそできることがあるなら、やるしかない。」
そう考えた岡本さんは、必要な役割と自分ができることを結びつけながら、地域の復興・復旧に取り組んできました。この思いは桜ライン311にも繋がり、多くの地元出身者がスタッフとして活動しています。
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
NPO・非営利、PR・広報 |
職種 | 企画・商品開発、マーケティング・広報 |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
遺贈寄付の仕組み作りに挑戦 |
期待する成果 |
・遺贈寄付の仕組み作り |
得られる経験 |
・持続可能な非営利事業の仕組み作りに関わることができる |
対象と なる人 |
・新しい事業の立ち上げに主体的に携わりたい人 |
活動条件 |
【期間】 |
活動場所 |
自宅を基本としたオンラインでのインターンシップ(新型コロナウイルスの収束状況に応じて岩手滞在型の地域活動となる可能性有り。詳細はエントリー時に説明) |
事前課題 | 有り(詳細はエントリー時に説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
2012年5月1日
- 代表者名
岡本 翔馬
- 従業員数
6名
- 資本金
-
- 売上高
-
- W E B
https://www.sakura-line311.org/
- 住所
岩手県陸前高田市高田町字大隅93-1
私たちは、悔しいんです。
2011年3月11日、東日本大震災が発生し、1時間以内に東北各地を津波が襲いました。
陸前高田市でも多くの人が時間を止めました。
10mを超える津波の可能性が、震災前から声高に叫ばれていれば!
震災前の防潮堤には、限界があることを知らされていれば!
津波によって奪われた命は、もっと少なくて済んだのではないか?
その思いが、今も頭を巡ります。
私たちは、悔しいんです。
その思いを同じくする者が集まり、「桜ライン311」を立ち上げました。
次の時代が、この悔しさを繰り返すことのないように、今回の津波の到達地点を桜の木でつなぎ、後世に伝えたいとおもいます。
陸前高田にまた津波が押し寄せたとき
自分と、自分の大切な人を守れるように。
岩手県陸前高田市内の津波最大到達地点に桜を植樹しています。
津波最大到達地点は、ラインにすると約170km。
10m間隔で桜を植樹し17,000本の桜並木をつくることで東日本大震災の記憶を後世に伝え残す。
私たちは、自然災害によって人命が失われる悲しみを2度と繰り返さない未来を目指しています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
1983年、岩手県陸前高田市高田町生まれ。仙台の大学を卒業後に上京し、東京で働いていたときに東日本大震災を経験。2011年3月13日から陸前高田市に戻り、避難所の運営支援、炊き出し、物資の調達や運搬など、あらゆる緊急支援を実施。同年5月末に東京の勤務先を退職し、一般社団法人SAVE TAKATAを立ち上げる。その後、NPO法人桜ライン311を立ち上げ、代表理事を務める。