このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
若手起業家と地域住民の交流を通じて、地域に挑戦する風土を根付かせる
釜石で新規事業に挑戦する若者8人の活動を地域に発信することで釜石を挑戦のまちへ変えていく。挑戦するヨソモノと地域住民をつなぎ、まちに変化を起こすことに挑戦するコーディネーターを募集します。
このプロジェクトについて
■特徴1:復興から創生へ
震災から7年が経ち、東北の被災地はいま外部からの支援に頼る被災地から、自立した持続可能な地域となるべく歩みを始めています。特に岩手県釜石市は宮城県石巻市と並んで多くのボランティアを受け入れた地域で、それをきっかけに地域住民のまちづくり活動も活発になっています。釜石市では、地域外にいながら釜石に関わる人達のことを「つながり人口」、地域内で積極的にまちづくりに関わる地域住民を「活動人口」と呼び、その2つを増加させることを通じて、定住する人口が減少する中でも地域の賑わいを維持していく取り組み(=オープンシティ戦略)を始めました。その取り組みの一環で、釜石市とパソナ東北創生が連携し、都会から釜石市に移住し起業する人を支援するローカルベンチャー事業を2017年4月から取り組んでいます。今後5年間で20名が釜石に移住して事業を創り出していくことを目指し、パソナ東北創生は挑戦者の事業創造に併走していきます。
■特徴2:釜石を持続的に挑戦が生まれるまちにしたい
現在パソナ東北創生がサポートしている起業志望者は8人います。8人が一つのチームになることを意識して「ベンチャーズ」と呼んでいます。ベンチャーズのそれぞれが釜石市に住みながら、パソナ東北創生が運営するコワーキングスペースを拠点にして、自らの事業で起業を目指して活動をしています。ゆくゆくはベンチャーズに触発される形で地域に挑戦する風土が根付くことを目指しています。しかし今年度から始まった事業ということもあり、現状ではまだベンチャーズの活動が一部の中でしか知られていない状態です。そこで地域住民向けの活動交流イベントを開催し、地域に認知を広げていくプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトでは地域に認知を広げていくために、2つの機会を想定しています。まずは地域住民をコワーキングスペースに招き、地元企業の経営者とベンチャーズの対話形式のトークイベントを企画することで、地元企業の経営者や地域住民とベンチャーズの接点を増やしたいと考えています。次に、ベンチャーズの活動報告会を通じて、地域住民に起業をより身近なものとして捉えてもらいたいと考えています。
復興のその先を見据え釜石市が持続可能な地域となるために、ヨソモノと地域住民の双方がチャレンジし切磋琢磨する風土をつくる。今回はその第一歩として、ベンチャーズと地域の架け橋となる仲間を募集します。
■特徴3:地域ベンチャーに不可欠な地域との信頼関係
パソナ東北創生の社員が地域の方と話す様子から感じる印象は、お互いを心から信頼し合う家族感です。震災復興をきっかけに釜石市で働き、自ら起業したパソナ東北創生の戸塚社長だからこそ、人とのつながりを大切に思っています。釜石市での暮らしを通じて人とのつながり、感謝の気持ちを感じながら、課題に向けて一緒に試行錯誤するチャレンジ精神を持ったインターン生を待っています!
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
地域、起業・経営支援 |
職種 | 企画・商品開発、新規事業 |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
起業家、経営者、地元住民をコーディネートし、イベントを通じて地域に挑戦者を増やす |
期待する成果 |
以下の取り組みを通じて、釜石で新たな事業に挑戦したい人を増やす |
得られる経験 |
・起業を目指すヨソモノと地域住民とをコーディネートする経験 |
対象と なる人 |
・自ら仮説検証を繰り返し、目標達成に向けて主体的に行動できる人 |
活動条件 |
【期間】 |
活動場所 |
岩手県釜石市 パソナ東北創生社内 |
事前課題 | 有り(詳細はエントリー時に説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
2015年4月
- 代表者名
戸塚 絵梨子
- 従業員数
4名
- 資本金
1,000万円
- 売上高
-
- W E B
http://www.pasonagroup.co.jp/tohokusousei/
- 住所
岩手県釜石市甲子町第5地割72-2
地域で豊かな働き方、生き方を創造する
東北地方での多様な働き方の支援、交流人口の増加を通じて、持続可能で豊かな働き方、生き方の創造を目指します。
東日本大震災から6年。多くの方々が東北を行き交い、心を揺さぶられ、生きる意味や働くことの意義を見出し、そこから果敢に課題に挑戦する人材が東北で生み出されています。
また、復興にかかわる取り組みを通して新たな事業モデルや新しいニーズに対応した商品・サービスが生まれ、現地に眠る多くの地域資源に光が当たり始めています。
震災から7年目を迎える今こそ、東北で人が成長し自らの可能性を広げる機会を創り、地域の課題を解決する事業を共に生み出し、人と事業がポジティブな連鎖で成長していく未来をつくりたいと考えています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
東京都出身。早稲田大学教育学部卒業後、2009年新卒で人材サービスの(株)パソナに入社。震災後にボランティア活動を行うなかで、2012年に会社を休職し岩手県釜石市の一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校にて活動。地域の魅力にとりつかれ、2015年4月、社内のベンチャー制度を利用し(株)パソナ東北創生を設立。首都圏の企業や個人と沿岸部の事業者を繋ぐこと、地域から新しい働き方生き方を創出すること目指して活動中。