このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
お子様連れのご家族も安心して滞在し、まちを楽しめるホテルに
あたたかいおもてなしと素材にこだわった食事が自慢の大船渡インターホテル椿。お子様連れのお客様がより安心して大船渡を楽しめるように、お子様向け食事メニューの開発とまち歩きMAPの作成に挑戦します。
このプロジェクトについて
■特徴1:東日本大震災からの再建、地域住民に親しまれる宿
昭和27年創業・東日本大震災にて全壊した「海風苑」は2013年「大船渡インターホテル椿」として再建を果たしました。元々あった海に近い立地から、まったく新しい山側の土地への再建。「旅館」ではなく「ホテル」での再スタート。部屋と浴場の分かれた旅館より、ユニットバス付客室の需要が増えたこと、女性一名でも泊まりやすい宿が地域で求められていることを踏まえての決断でした。オープン当初、まずは地域の方々に受け入れてもらうことを目指しました。経営者はじめ従業員の9割が地域の女性たちであることを強みに、こまやかな気配りで、お客様にくつろいでもらうため館内のサービスを少しずつ整えてきました。今ではホテル椿は地域の方々に知られる存在となり「知人に紹介するならホテル椿」と言われるまでに成長しています。
初代から代々、娘たちに経営が引き継がれ、現在四代目の佐々木陽代さんがホテル椿マネージャーとして奮闘中です。
■特徴2:お子様連れのご家族に喜ばれるホテルを目指して
新型コロナウイルスにより一時は例年の1,2割まで宿泊客数が落ち込みましたが、GOTOトラベル等の施策により徐々に回復していきています。しかし、これまで多く見られたスポーツ団体やビジネスのお客様のご利用は依然として厳しい状況が続いています。そこで、新型コロナウイルスの収束を見据えて帰省客や観光客などにも選ばれるホテルづくりを進めたいと考えています。
今後より磨きをかけていきたいのがお子様連れのご家族へのサービスです。
ホテル椿で提供している朝食は、大船渡や岩手県内で採れた地のものを仕入れ、お母さんの味を思い出させるような和食のメニューをバランスよくお膳形式で、全て手作りで提供しています。自慢の朝食を小さなお子様向けにアレンジすることで、親御さんにとっては食事の準備や心配を解消し、お子様にとっても大船渡の思い出の一つになればと思っています。さらに、授乳室のある施設やお子様メニューのあるお店などをまとめた「まち歩きMAP」を作成し、せっかく訪れた大船渡をご家族で安心して楽しんでいただけるようなサービスを提供していきたいと考えています。
インターン生には、ホテル椿で使用している食材の一部を送り、子ども向け食事メニューの開発に取り組んでもらいます。基本的にはオンラインで取り組んでもらいますが、期間中数回、大船渡を訪れてもらい、市内視察や開発したメニューの試食会を予定しています。事前リサーチと市内視察を経てまち歩きMAPの作成にも挑戦してもらいます。
ホテル椿のおもてなしの心を感じながら、お子様連れのご家族へ一層の安心と楽しさを提供するサービスを一緒に創り上げていきましょう!
■特徴3:三代目、四代目の挑戦
洋裁店から「福富旅館」をスタートさせた初代から、姉妹館である「ホテル福富」を経営する二代目、そして「大船渡インターホテル椿」の代表を務める三代目とマネージャーを務める四代目の母娘。
代々娘たちに経営が引き継がれており、一貫して、自分たちの利益よりも先にお客様を想うことを第一としています。
三代目代表、四代目マネージャーの母娘が目指すのは「大船渡という地域をもっと知ってもらう」ことと「ホテル椿を、今日をリセットし明日新たにスタートを切る、特別な場所にする」こと。
被災地としての視点ではなく、魅力ある街大船渡を感じてもらう場所としてホテル椿を選んでいただくことが、三代目・四代目の目標です。
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
観光・おもてなし、食・ライフスタイル |
職種 | 企画・商品開発、デザイン |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
お子様向け食事メニューの開発とまち歩きMAPの作成 |
期待する成果 |
・お子様向け食事メニューを3品以上開発 |
得られる経験 |
・味、見た目、コスト等、あらゆる視点からフィードバックを受けながら実際にホテルで使われるメニューを開発する経験 |
対象と なる人 |
・子どもの食事メニュー開発やお子様連れ旅行者へのサービス改善に関心がある人 |
活動条件 |
【期間】 |
活動場所 |
自宅を基本としたオンラインでのインターンシップ ※インターン期間中に最大2回、合計7泊8日以内で現地活動を予定(新型コロナウイルスの状況に応じて中止になる場合あり) |
事前課題 | 有り(詳細は面談時説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
2013年
- 代表者名
佐々木博子
- 従業員数
18名
- 資本金
-
- 売上高
-
- W E B
http://hoteltsubaki.com/
- 住所
岩手県大船渡市立根町字萱中20-9
三陸のやさしい「おもてなし」
弊社は東日本大震災で全流出した旅館「海風苑」を山側へ移転新築し、2013年9月1日に「大船渡インターホテル椿」としてオープンしました。
若手スタッフからベテランまで、18名で三陸を訪れるお客様に快適な宿泊環境とあたたかい「おもてなし」を提供するホテルを目指し、日々励んでいます。
オープン当初は復興工事のお客様が100%でしたが、現在は工事や出張のお客様のほか、帰省・観光のお客様も増えています。今後はお客様のご要望にお応えできるよう様々な視点から改善点を見つけ出し、「三陸のやさしいおもてなし」を目標に進化していきたいと考えています。
大船渡市内大船渡町にあるホテル福富と姉妹館で、福富は「海の賑わい」、椿は「里のくつろぎ」をコンセプトにホテル経営をしています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
1988年4月20日、岩手県大船渡市生まれ。
大船渡高校を卒業後、仙台の大学で人間文化学を学び、卒業式目前で東日本大震災を体験。
卒業後の4月からは花巻にある温泉旅館で約2年間修業し、接客・経営を学ぶ。
母が代表を務める大船渡インターホテル椿のオープン準備から携わり、現在はマネージャーとして母と共にホテルを経営し、三陸・大船渡を訪れるお客様をお迎えしている。
また、震災後の大船渡を元気にするため、街づくりの活動にも参加。観光に関わる異業種の方々と協力しながら、地元の子供たちへの「郷土愛を育む活動」と他地域の方々への「大船渡の魅力発信」に力を注いでいる。