このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
復興のシンボルとして奮闘する村長を支え、さらなる活躍の場を創出する
岩手県陸前高田市にある仮設商店街を「たまご村」として再興し、震災風化や人口減少といったあらゆる地域課題に取り組む村長の両腕となり、プロモーションや新たな繋がり作りに挑戦するインターン生を募集します。
このプロジェクトについて
■特徴1:復興が進むにつれて浮き彫りになる「危機感」
東日本大震災で甚大な被害があった岩手県陸前高田市。震災から間もなく10年が経ち目に見える形での復興は進む一方で、震災後の10年でまちの人口の2割にあたる約5千人が減少している人口減少スピードや、約4割にのぼる高い高齢化率は重要な地域課題の一つです。
「たまご村」の前身である仮設商店街「高田大隅つどいの丘商店街」は2012年6月にオープンし、震災により店舗を失った地域事業者や復興に向けて活動するNPO等が集まり、地域の賑わいや多くの人との交流を生み出してきました。
被災地に作られた仮設商店街の多くは復興が進むにつれてそれぞれに本店舗を構え解体されていく中、高田大隅つどいの丘商店街で「カフェフードバーわいわい」を営業してきた店長・太田さんは、ある危機感を感じていました。それは、課題がたくさんあるこのまちで、それぞれがばらばらになっていることです。
■特徴2:復興の狼煙をあげる元・仮設商店街「たまご村」
太田さんは、一人ではできないことも想いを持った仲間と共に取り組めばできないことはないと考えていました。そして高田大隅つどいの丘商店街にはそういう仲間が集まっていると感じていました。
そこで、2018年の仮設商店街の建物の払い下げをきっかけに、ここに小さな村をつくろう!と決意。クラウドファンディングを活用して(参考:https://camp-fire.jp/projects/view/225808#menu )高田大隅つどいの丘商店街を大改修し、新しいことにチャレンジしようとする、たまご(仲間)を集めて復興の狼煙をあげる「たまご村」を立ち上げ、自ら「村長」となりました。
加速度的に進む人口減少と高齢化、震災風化といった厳しい現実を、わくわくする未来に変えるために、村民一丸となったチャレンジがスタートしています。
■特徴3:村長の”両腕”募集!
村長としてたまご村や陸前高田のPRに奮闘する太田さんは、まだたまご村や陸前高田を知らない人に自分たちの経験や復興に向けた想いを伝えていくためにも、村長である自分自身の認知度を高めていきたいと考えています。
メディアからの取材受入や、大学生のフィールドワーク等の受入も行っていますが、限られた時間で深い理解を得ることに課題を感じています。
また、これまでに繋がりがある大学生との一歩踏み込んだ取り組みや、まだ陸前高田を知らない全国の大学生との新たな繋がり作りはなかなかできていません。
他にも、村長マスコットキャラ制作、村長グッズ制作等、やりたいことはたくさんありますが、自身で飲食店を営業し、地元の飲食店組合やまちおこし活動にも幅広く携わる太田さんの両腕はすでにいっぱい。
そこで、村長の新たな”両腕”となるインターン生を募集します!
たまご村を訪れた人がより深くたまご村や村長の想いを知るために。まだ陸前高田を知らない全国の大学生が村長を通じて震災、復興に触れる機会を作るために。村長の”両腕”となり共にたまご村を盛り上げていくインターン生を待っています!
募集要項
募集対象 |
大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ |
まちづくり、PR・メディア |
職種 | 企画・商品開発、マーケティング・広報 |
活動 支援金 |
あり |
活動内容 |
村長の”両腕”となり、企画・制作・発信を通じてたまご村を盛り上げる |
期待する成果 |
・たまご村や村長の取り組みを説明する資料を作成(記事、スライド、動画等) |
得られる経験 |
・読み手にとってわかりやすく、共感が得られる資料作りの試行錯誤 |
対象と なる人 |
・初対面の人とも積極的にコミュニケーションが取れる人 |
活動条件 |
【期間】 |
活動場所 |
自宅を基本としたオンラインでのインターンシップ ※インターン期間中に最大2回、合計7泊8日以内で現地活動を予定(新型コロナウイルスの状況に応じて中止になる場合あり) |
事前課題 | 有り(詳細はエントリー時に説明) |
私たちはこんなチームです!
団体概要
- 設立
2018年5月
- 代表者名
太田 明成
- 従業員数
理事3名、入村事業者7社
- 資本金
-
- 売上高
-
- W E B
https://www.tamagomura.jp/
- 住所
岩手県陸前高田市高田町字大隅93番地1
人が活き、つながる。コトがうまれる、たまご村
たまご村は「共に叶える、暮らし方。働き方。」を目的に、「人が活き、つながる。コトがうまれる、たまご村」をコンセプトとしています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、もう一度立ち上がろう!と決心した店主たちが、多くの支援を受けてスタートさせたのが、たまご村の前身である「高田大隅つどいの丘商店街」。
私たちは、商店街を運営する中で「仲間同士の連携や情報交換の不足」「計画や予算先行から生じる不安」といった課題感を抱くようになりました。
震災の風化や人口減少が進んでいるからこそ「みんなで頑張る」ことが必要なのではないか。そんな思いから、2018年の仮設商店街の建物の払い下げをきっかけに、集う「商店街」から、新しいモノコトを創り出す「村」として再スタートを切りました。
新しいことにチャレンジしようとしている「たまご」仲間を集めて、よりにぎやかな村を目指しています。
インターン生へのメッセージ
プロフィール
千葉県出身、1966年生まれ。
千葉県で高速道のパーキングエリアに勤務。その後、妻の故郷である陸前高田市に引っ越し「老若男女が楽しめるファミレス居酒屋」をコンセプトにした飲食店を2009年に開業。
2011年の東日本大震災で店舗が流出、同年に仮設店舗にて再開。2012年に仮設商店街「高田大隅商店街」の立ち上げを行い同商店街の事務局長に就任。
現在は飲食店の営業をしつつ、たまご村村長としてPRやまちづくりに積極的に取り組んでいる。