更新

地域の将来を担う高校生がまちづくりに関わる仕組みを創る!

受入先:株式会社キャッセン大船渡

このインターンは募集終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

ハードのまちづくりからソフトのまちづくりを、将来を担う地元高校生と共に

東日本大震災によって津波の被害を受けた岩手県大船渡市。この大船渡駅周辺のエリアマネジメントと商業施設を運営するキャッセン大船渡はこれまで多くのインターン生とソフト面でのまちづくりを進めてきました。今回はそのまちづくりを地元高校生にバトンを渡す、ひとづくりに挑戦します。

このプロジェクトについて

■特徴1:震災を機に生まれ変わるまちを地域と共につくる
民間まちづくり会社の株式会社キャッセン大船渡は「100年後の大船渡人(ヒト)に引き継ぐまちづくり」のために、東日本大震災によって甚大な被害を受けた大船渡市中心市街地の再生にハード・ソフト両面から取り組んでいます。行政と連携しながらエリアマネジメントを推進し、2016年3月の地元ホテルのリニューアルオープンを皮切りに、地元の商店、飲食店、ライブハウスなど約70の事業者からなる商業施設「キャッセン大船渡」の運営を行っています。
100年先まで大船渡のまちが持続的ににぎわうことを目指し、空間・景観デザインやコミュニティ形成などのさまざまな手法を取り入れています。キャッセン大船渡内の地元事業者や地域住民からはもちろん、震災を機に生まれ変わっていくまちづくりは全国からも期待と注目を集めています。

■特徴2:住民が集い、チャレンジが生まれるまちへ
キャッセン大船渡のタウンマネージャーを務める臂(ひじ)さんは、新たなまちが地域に根付き、100年後にも引き継がれていくためには、キャッセン大船渡に集まる地元事業者と地域住民が互いの強みや魅力を活かし合い、自分たちでまちを盛り上げていくことが重要だと考えています。これまでも子供から大人まで楽しめるイベントをさまざま企画してきました。その中でも、インターン生と共に創り上げてきた事業者同士の連携企画「マチコヤ」と、先進的なまちづくり事例を学びながら、参加する地域住民が主体的なアクションを企画・実行する「大船渡まちもり大学」は、キャッセン大船渡のソフト面でのまちづくりとして大切な取り組みとなっています。

<マチコヤとは>
インターン生がキャッセン大船渡内の2事業者と連携する企画を行い、チラシやSNSなどの集客、企画の実施を行ってきました。これまで10事業者と共に、6回開催しています。
マチコヤ開催例→https://kyassen.co.jp/notice/202003061439/

■特徴3:インターン生と創り上げてきた「マチコヤ」を地元高校生へ引き継ぐ
これまでインターン生を主体に行ってきた「マチコヤ」ですが、現状では大学生の夏休みと春休みの期間にしか実施することができていません。このままでは開催頻度を高めることは難しく、大船渡市内には大学もないため、大学生だけで運営していくことに限界を感じています。そのため、インターン生(大学生)だけではなく、地元高校生にも運営に関わってもらう仕組みづくりが必要だと考えています。
今回のインターンシップではこれまでのインターン生が実施してきた「マチコヤ」の企画運営を地元高校生に引き継ぐための仕組みづくりと、まちの将来を担うひとづくりに挑戦してもらいます。

募集要項

募集対象

大学生

期間

短期(3週間〜2ヶ月)

テーマ

地域、まちづくり

職種

企画・商品開発、マーケティング・広報

活動
支援金

あり

活動内容

「マチコヤ」を地元高校生が運営に関わるものに

【STEP1】
●地域理解、事業について知る(1〜2週目:40時間)
大船渡市の現状、キャッセン大船渡の事業について理解を深めるためにオンライン研修を行います。また、歴代インターン生とのオンライン交流を通じ、これまで「マチコヤ」で行ってきたイベントや事業者との関わり方などを確認・整理します。

【STEP2】
●「マチコヤ」の運営マニュアル案を作成(3~4週目:40時間)
STEP1を踏まえ、「マチコヤ」の運営マニュアル案を作成します。歴代インターン生からフィードバックを受けながら、ブラッシュアップを重ねます。

【STEP3】
●「マチコヤ」の運営マニュアル完成(5〜6週目:40時間)
運営マニュアル案を社内にプレゼンテーションし、フィードバックを受け、運営マニュアルを完成させます。

【STEP4】
●「マチコヤ」を運営してくれる地元高校生を募る(7〜8週目:40時間)
大船渡市内の高校に協力を依頼し、地元高校生に「マチコヤ」の運営メンバー募集を案内します。「マチコヤ」の趣旨やキャッセン大船渡の想いを伝え、一緒に運営してくれる高校生を探していきます。

期待する成果

・「マチコヤ」運営マニュアルの作成
・地元高校生に「マチコヤ」の運営メンバーとして関わってもらう

得られる経験

・「マチコヤ」を通じて、ソフト面でのまちづくりに関わる経験
・地元高校生などの住民がまちづくりに関わるためのひとづくりを経験

対象と
なる人

・将来、まちづくりに携わりたい人
・地域の将来を担う、ひとづくりに関心がある人
・人と積極的に繋がり、そのつながりを大切にできる人

活動条件

【期間】
令和2年7月下旬~9月下旬(全体で160時間程度の活動を想定しています)
※それ以降、活動を行う場合は企業と協議の上、長期に切り替え

【活動頻度】
週5日、1日4時間程度(20時間/週) ※応相談

【活動時間】
受け入れ企業の通常勤務時間内で1日4時間程度、確保してもらいます

【参加条件】
自分用PCがあること、自宅にネット環境が整っていること

【参加までの流れ】
下記リンク先のwizHP『参加までの流れ』を確認ください
https://npowiz.org/wizintern/internflow

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
※「復興・創生インターン」は復興庁事業「令和2年度復興・創生インターンシップ事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続き等は統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋 連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人wiz(担当:八田・中村 連絡先:intern@npowiz.org)までお問い合わせください。

活動場所

自宅を基本としたオンラインでのインターンシップ(新型コロナウイルスの収束状況に応じて岩手滞在型の地域活動となる可能性有り。詳細はエントリー時に説明)

事前課題

有り(詳細はエントリー時に説明)

私たちはこんなチームです!

団体概要

  • 設立    2015年12月15日
  • 代表者名  田村 滿
  • 従業員数  4名
  • 資本金   3,000万円
  • 売上高   -
  • W E B   https://kyassen.co.jp/
  • 住所    岩手県大船渡市大船渡町字野々田10-3

100年後の大船渡人(ヒト)に引き継ぐまちづくり

キャッセン大船渡は新たな大船渡駅周辺地区において、将来にわたり持続的ににぎわいを生み出し、大船渡らしさを生かした魅力的なまちづくりに貢献する会社です。
「キャッセン」(きさっせん、きゃっせん)は岩手県沿岸南部に位置する気仙(けせん)地方の言葉で「いらっしゃい」を意味する、これからの大船渡のあり方を表しています。
100年後の大船渡人(ヒト)に引き継ぐまちづくりのために、タウンプロモーション・エリアマネジメントを通じて、ヒトとマチを育てる”場”と”機会”の創出と、地域課題の解決や活性化につながる自律的・主体的なコミュニティ形成に取り組んでいます。

インターン生へのメッセージ

臂 徹 (ひじ とおる)/取締役

2011年の震災によって大きな被害を受けた大船渡市大船渡地区において、商業・にぎわいの中心をつくるためのまちづくりは、今まさに佳境を迎えています。
平時のにぎわいをつくること、地域間の連携を促すこと、大船渡での経験をこれからの日本のまちづくりに知見として活かすこと。
それぞれの課題を見つけて、実践することの価値を感じてください。一緒に頑張りましょう!

プロフィール

1980年、群馬県生まれ。筑波大学、同大学院にて都市計画を学ぶ。
建設コンサルタントとして岩手県大槌町の復興計画策定をサポートしたのち、プランニングとデザインの会社を設立。
会社経営の傍ら、大船渡の中心市街地の再生を担う「株式会社キャッセン大船渡」の役員として、エリアマネジメントの推進に従事。現在は大船渡中心の生活を送る。岩手は父方の祖母の生まれた土地であり、第二の故郷。

PAGE TOPボタン